2015年7月19日日曜日

「男も女もワーク・ライフ・バランス―日本の企業社会をどう変革するか?」

「男も女もワーク・ライフ・バランス―日本の企業社会をどう変革するか?」

<第3回>日程場所変更となっています。ご注意ください。

主催 :東洋大学人間科学総合研究所内「日仏カップル・家族比較研究会」

開催場所 :東洋大学白山校舎 

9号館2階第4会議室

*1号館1階から8号館へ行く途中に9号館があり右折してすぐ左手の会議室


第3回 2015年9月26日土曜日2:00pm~4:00pm  <チラシ> 終了しました


 「日仏の企業で働いた経験のある日仏の若者たちの言いたい放題」




第1回 2015年5月27日水曜日5 :30pm~7:30pm <終了しました>


 棚沢直子 (東洋大学名誉教授)

「ロベール・カステル『社会問題の変貌-賃金生活者の年代記-』と
トマ・ピケティ『21世紀の資本』をフランス語で読む」

第2回 2015年7月25日土曜日2:00pm~4 :00pm <終了しました>


 今村肇 (東洋大学経済学部教授)

「日本の企業社会をどう変革するか?
 -ワーク・ライフ・バランスとアントレプレナーシップ比較の視点から―」

* 日仏女性研究学会はこのイベントに広報協力しています。




2015年6月10日水曜日

第9回会員研究発表会

2015年7月18日(土)13:30~17:30 *時間を正しました

東京日仏会館 501号室


<発表時間 各25分>

第1発表 梅野りんこ 日仏女性研究学会会員
      「ルイ14世治下におけるオペラの中のメデ~四つの台本を比較して~」

第2発表 田戸カンナ 昭和女子大学非常勤講師
      「ソフィー・ドワンの小説作品における白人女性の役割-黒人をめぐって-」

<5分質疑・5分休憩>

第3発表 鈴木美奈子 一橋大学大学院社会学研究科
      「フランスの旧インドシナ出身女性のライフストーリー-個人化の経験に直面して-」

第4発表 猪俣紀子 茨城大学准教授
      「1970年前後の日仏少女マンガ雑誌の比較 」

<5分質疑・5分休憩>

第5発表 木下裕美子 甲南女子大学専任講師
      「フランスの保育政策にみられる連携のあり方:保育コーディネーターを通して 」

第6発表 上原麻有子 京都大学教授
      「<女性哲学>の試み-近代日本の挑戦-」

<質疑応答 40分~50分>

<まとめ 5分> 棚沢直子(運営委員・会員研究発表会担当)

会員外の方も参加できます。お誘いあわせの上ご来場ください。
会員・非会員ともに資料代500円です。

問合せ先: cdjfj.info @ gmail.com

2015年5月31日日曜日

現代の家族:問われる男女のかたちー連続講演会

カップルの変化:性、ジェンダー、平等
[ 討論会 ](同時通訳付き)

日時: 2015年06月05日(金) 18:30 - 20:30
場所: 東京日仏会館・1階ホール

【主催】
日仏会館フランス事務所
日本を構成する人々研究会(フランス国立東洋言語文化大学・日本研究センター)
【助成】アンスティチュ・フランセ
【後援】日仏女性研究学会




講演者: ミシェル・ボゾン(フランス国立人口統計学研究所)、加藤秀一(明治学院大学)

【司会】
ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館・日本研究センター)


家族に関する報道は、フランスであれ日本であれ後を絶たない。多様化している家族を前に、20世紀に普遍化した近代家族モデルでは対応しきれなくなっていることの現れであろう。実際、社会学や人口学における研究では、家族が多様化していることがもはやその前提となっており 、現代の家族の変遷は、政治的にも重要な課題となっている。政府側からすれば、迅速な対応を迫られる現実的な課題であるとともに、思想的にも重要な案件である。同時に市民の側からすれば、どのような価値を社会の基盤に置くかという根本的な問題である 。
 日本とフランスの家族は、同じ伝統的価値観を共有しているわけではないが、民法を通して共通の基盤を有していることは確かである。法を適応するにあたり抱えている問題は、両国間必ずしも同じでないにしても、正義と平等を求める点で、根本的な姿勢は共通していると言えよう。
 日仏会館は、現代家族、とりわけカップルの問題に焦点を当て、討論の場を設けることで考察を深めていきたいと考えている。第一回目は、現代の生活形態の多様化がもたらす法の課題(4月2日)について、第二回目は、カップルに今後期待するもの(5月26日)、第三回目は、愛とセクシュアリティーについて。日仏両国の代表的な研究者がその意見を交わす。
 今回は、まずセクシュアリティの概念の源について考え、そして、いかなる規律や制度がその概念を作り出したのかを明らかにする。次に、日仏における、戦後から現在に至るまでの性行動の変遷について時間をかけて検討したい。最後に、これらの変化による影響について検証し、セクシュアリティにおける変化が、結果的にジェンダー間の平等を推し進めたのかを問う。
 一連の討論会は、Institut français du Japon主催のもと、不平等について考えていくことを目的に、経済学者Thomas Pikettyを迎え一月に開催された討論会に続くものである。

【講師】
ミシェル・ボゾン(フランス国立人口統計学研究所)
加藤秀一(明治学院大学)

【プロフィール】
ミシェル・ボゾン
人類学を修め、現在は社会学者としてフランス国立人口統計学研究所の教授を務める。数量的調査に基づいて、彼はカップルや家族の形成について、また、社会における人間関係や余暇について、さらに青少年や成年への移行についての研究を行った。
1990年はじめから、彼の研究は一方でフランスやラテンアメリカ諸国(とりわけチリ、ブラジル、メキシコ)での調査に基づいたセクシュアリティの社会学に向けられ、もう一方でジェンダー関係論に向けられた。彼は、ナタリー・バジェスとともに、2006年に18歳から69歳の12000人以上に対して実施された、「フランスにおけるセクシュアリティの現状」調査の共同責任者をつとめた。




2015年5月3日日曜日

「現代の家族:問われる男女のかたち」連続講演会

それでも二人で暮らすのか?
日本とフランスにおける
カップルの期待、幻滅、新しいモデル
(同時通訳付き)
日時: 2015年05月26日(火) 18:30 - 20:30
場所: 東京日仏会館・1階ホール

【主催】
日仏会館フランス事務所
日本を構成する人々研究会(フランス国立東洋言語文化大学・日本研究センター)
【助成】アンスティチュ・フランセ
【後援】日仏女性研究学会

事前申し込み制です。フランス事務所サイトからお申込みください。

 家族に関する報道は、フランスであれ日本であれ後を絶たない。多様化している家族を前に、20世紀に普遍化した近代家族モデルでは対応しきれなくなっていることの現れであろう。実際、社会学や人口学における研究では、家族が多様化していることがもはやその前提となっており 、現代の家族の変遷は、政治的にも重要な課題となっている。政府側からすれば、迅速な対応を迫られる現実的な課題であるとともに、思想的にも重要な案件である。同時に市民の側からすれば、どのような価値を社会の基盤に置くかという根本的な問題である 。
 日本とフランスの家族は、同じ伝統的価値観を共有しているわけではないが、民法を通して共通の基盤を有していることは確かである。法を適応するにあたり抱えている問題は、両国間必ずしも同じでないにしても、正義と平等を求める点で、根本的な姿勢は共通していると言えよう。
 日仏会館は、現代家族、とりわけカップルの問題に焦点を当て、討論の場を設けることで考察を深めていきたいと考えている。第一回目は、現代の生活形態の多様化がもたらす法の課題(4月2日)について、第二回目は、カップルに今後期待するもの(5月26日)、第三回目は、愛とセクシュアリティーについて。日仏両国の代表的な研究者がその意見を交わす。
 第二回目の討論会は、ここ10年のフランスや日本における家族についての議論で重要な役割を果たした二人の社会学者を迎えて開催する。まずは、それぞれの国において、カップルや婚姻関係に対して人々が抱く様々な期待を明らかにする。次に、フランスでは婚姻関係が復活しつつあるのに対して日本では衰退傾向にある現状を分析し、「共通性」を導きだすことの難しさを問う。最後に、離婚や離婚後について触れる。
 一連の討論会は、Institut français du Japon主催のもと、不平等について考えていくことを目的に、経済学者Thomas Pikettyを迎え一月に開催された討論会に続くものである。

【講師】
フランソワ・ド・サングリー(パリ・デカルト大学)
山田昌弘(中央大学)

【プロフィール】
フランソワ・ド・サングリー
ソルボンヌ・パリ・デカルト大学人文社会科学部教授 
国立科学研究センター「社会関係研究所」研究員
家族社会学をはじめ、カップルや教育、個別化プロセスの現代性などの研究のスペシャリストとして知られる。30冊におよぶ著書・編書のなかには、とりわけ次のようなものがある。Sociologie de la famille contemporaine (A. Colin, 2014, 5ème éd.), Séparée (Fayard- Pluriel, 2014), Les adonaissants (Fayard- Pluriel, 2014).


山田昌弘
現在、中央大学・文学部・教授
1957年東京生まれ。1981年東京大学文学部卒。1986年同大学院社会学研究科博士課程退学。東京学芸大学教授を経て、2008年より中央大文学部教授。内閣府男女共同参画会議民間議員、日本学術会議連携会員などを歴任。
専門は家族社会学。愛情やお金を切り口として、家族関係を社会学的に読み解く試みを行っている。パラサイトシングルの他、格差社会、婚活の名付け親でもあ る。著書に「希望格差社会」(筑摩書房2004年)、「少子社会日本」(岩波新書,2007年)、「なぜ日本は若者に酷たいのか」(東洋経済新報社2013 年)、「家族難民」(朝日新聞出版2014年)。共著に「婚活時代」(2008年ディスカヴァー21)など多数。


【司会】
ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館・日本研究センター)



2015年4月12日日曜日

日仏女性研究学会会員  辻村みよ子氏講演会


(フランス文化講演シリーズ)
憲法を考える―日本の立憲主義は「危機」にあるのか

(conf.) Le constitutionnalisme japonais est-il en crise?
 

日時:
2015年04月23日(木曜) 18:00
会場:
日仏会館ホール - 渋谷区恵比寿3丁目

日仏会館主催

講演者
辻村みよ子(明治大学)Miyoko TSUJIMURA (univ. Meiji)



日仏会館会員: 無料、一般: 1.000円、 学生: 500円

定員: 120名 / 要事前予約

要事前登録: 日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方はファックス(03-5424-1200)または電話(☎ 03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。



日本国憲法の改正が声高に叫ばれるなか、憲法とは何か、立憲主義とは何か、いかなる意味で「危機」なのかについて考えます。日本国憲法制定過程の特徴(「押しつけ憲法」論、フランス人権宣言と自由民権運動との関係)、平和主義と憲法改正手続の比較憲法的検討など、フランス憲法史研究をふまえた広い視点から日本国憲法の特徴と現状を明らかにし、私たちが置かれている現実を照射してみたいと思います。

2015年4月4日土曜日

第33回総会

2015年4月11日(土) 14:00から

東京恵比寿日仏会館501号室

*15:00から会費制の懇親会を同じ場所で開催します。

4月5日時間誤記を訂正しました。失礼しました。

2015年3月24日火曜日

イレーヌ・テリー氏講演会

男女平等とジェンダー役割の再編:
政府への報告書「親子関係、出自、親役割」における提言から

Conférence

L'égalité des sexes et la recomposition des rôles de genre : 
au coeur des propositions du rapport Filiation, origines, parentalité

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日時: 2015年04月01日(水) 18:00 - 20:00

場所: 601号室

講演者:イレーヌ・テリー (フランス国立社会科学高等研究院)  Irène THÉRY (EHESS)

逐次通訳付き

*日仏会館フランス事務所企画「現代の家族:問われる男女のかたち」連続講演会の一環として開催されます。


主催 日仏女性研究学会、日仏会館フランス事務所


日仏会館フランス事務所サイトから申込みが必要です。

赤い[申込み]マークをクリックして必要事項を入力してください。


<関連企画>討論「多様化する家族と法的課題」

2015年04月02日(木) 18:30 - 20:30

恵比寿日仏会館・1階ホール

イレーヌ・テリー(フランス国立社会科学高等研究院)
水野紀子(東北大学)


【司会】ジャン=ミッシェル・ビュテル(日仏会館・日本研究センター)


【主催】 日仏会館フランス事務所、日本を構成する人々研究会(フランス国立東洋言語文化大学・日本研究センター)
【助成】 アンスティチュ・フランセ
【後援】 日仏女性研究学会


同じく日仏会館フランス事務所から申込みをお願いします。

2015年2月20日金曜日

2015年国際女性デー記念シンポジウム

フランスの<女男>平等VS 日本の<男女>平等
2014 年フランス女男平等法を読み解く

日仏両国の男女平等法制、男女平等推進体制の比較・検証を通して、男女平等を現実化するための条件は何か、法にどう実効性をもたせるか、男女平等政策を社会にどう浸透させるのかを考えます。

Colloque franco-japonais à l’occasion de la Journée internationale des femmes
L’égalité femmes/hommes en France,
l’égalité hommes/femmes au Japon
Une lecture critique de la Loi pour l’égalité réelle entre les femmes et les hommes du 4 août 2014

会場:東京恵比寿・日仏会館ホール

日時:2015年3月14日(土)
14時—18時

プログラム

盛況のうちに終了しました。

主催:日仏女性研究学会

共催:公益財団法人日仏会館、日仏会館フランス事務所

後援:ジェンダー法学会、お茶の水女子大ジェンダー研究センター

参加申し込みが必要です。

 日仏会館フランス事務所サイトで受け付けています。
 赤い色の「申込み」マークをクイックして
 必要事項を入力してください。


関連企画: シンポジウムコメンテーターにお迎えしている小沼イザベル氏による講演が前日にあります。

<講演会>日仏における家族のいま生殖補助医療と法について考える


日時: 2015年03月13日(金) 18:30 - 20:30
場所: 1階ホール
講演者: 小沼イザベル (フランス国立東洋言語文化大学准教授)


同じく日仏会館フランス事務所で申し込みが必要です。